れんちゃんのブログ

自己に酔いしれたOLの戯言

これは仕事ではない、作業だ

最近、転職したいなぁと思い始めた。

事務職として働き始めて9ヶ月。
初めの半年間は非常に楽しかった。
毎日新しい仕事を覚えていくことで自分が社会人として成長している気がしたし、新しい知識を吸収していくことでスキルを身につけていっている気もしていた。

そして仕事にも慣れ一通りのことは滞りなく行えるようになってきた頃、はたと気づいてしまった。


私がしていることは「仕事」というよりも「作業」に近い。


なにも生み出さず、与えられたことを淡々とこなす作業。機械のほうがより速く正確に行える作業。近い将来AIに取って代わられるであろう作業。

凄まじい劣等感に襲われるようになった。

どれだけ残業しても仕事をしている実感を得ることができず「今やってること、バイトでもできるよなぁ」と思いながら過ごすようになった。
周りのみんながバリバリ働いて成長していく中、一人取り残されていくような気持ちになった。
自分がどんどん無価値で無能で落ちぶれた人間になっていってしまうような気になっていった。


多分、自分の市場価値をきちんと自覚できていないんだと思う。
それなりに勉強ができてそれなりの大学を出たプライド。
自分はできるという根拠のない自信。
そこらへんの大学生と一緒。
転職してこっちにきた先輩何人かに話を聞いてみたけど、みんな口をそろえて「自分はできる人間だと思っていた。でも現実はすごく厳しかった。なにもできなかった。そうやって挫けたから今のこの仕事に納得して働けている」。


営業が嫌だったから事務を選んだ。
文系の7割は営業職と言われているけれど、内向的な性格だから多分向いてないしやりたくない。
外交的な人たちが集まる活気のある業界にいったら絶対疲弊して潰れて終わる。自分にそんなバイタリティなんてない。
競争なんて嫌。やりがいなんてなくていいから奥でひっそりと働きたい。
そういう気持ちで当時事務職を選んだから、今事務職に感じている不満や他の職種への憧れは完全に「隣の芝生は青い」状態だと思う。

他の職種でもルーティンワークや地味な作業はあるだろうし、みんながみんなやりがいを感じているわけではないかもしれない。


でも、実際隣の芝生に行ってみて別に青くともなんともなかったって実感しないと今の仕事に永遠に納得できないかもしれないし、もしかしたら自分にとっては本当に隣の芝生は青いのかもしれない。
まだ24の若造だから第二新卒で転職できるし、それでダメだったらまた戻ってこればいいんじゃないか。
それくらいの時間的猶予はまだ、ある、はず。多分。24だし。


そんなかんじで最近漠然と転職したいなーと思っています。
転職活動するのか、今の状況に甘んじるか、まだわからないけれど。

なんせ環境の変化にかなりびびるタイプだから。
やっぱり目標がほしいよね。働くなら。


以上最近考えていることでした。