れんちゃんのブログ

自己に酔いしれたOLの戯言

やっぱり私は親が無理

私の親は、少し過干渉で少し束縛が強い。

毒親なんてものでは全然なく、まぁ世間一般に言う「堅いご家庭」というやつだ。

だから、親を嫌う、疎むことに罪悪感がある。

親に感謝できない自分は最低だと思うときもある。

でも、やっぱり私は親が無理。

 

先日、親に「彼氏と同棲するから」と報告をした。

私の親のことだから反対されるかもしれない…という不安は杞憂に終わることはなく、予想どおり「同棲するなら今すぐ籍を入れろ」との返答だった。

 

親からさまざまな言葉をかけられた。

「手塩にかけて大事に大事に育てた娘なんだ」

「安心してお前を彼に預けられない」

そういった言葉に吐き気がした。

心の底から気持ち悪いと思った。

 

まず、私は親から行動を制限・禁止されたり指示される筋合いはないと思っている。

だって私はもう自立した大人なんだから。

大学の頃までは「養われている身分なんだから従え」と言われたらもうなにも反論できなかった。

一番自由な時間が多い大学生。

いっぱい遊びたかった。

でも、親の支配に納得なんて全然できなくても従うしかなかった。

養ってもらっていたから。

でも、今はもう違う。

毎日ヒィヒィ言いながら自分でお金を稼ぎ、一人暮らしをして自分で生計を立てている。

もう、親に指示される筋合いも、それに従う筋合いも、なにもないでしょう。

 

次に「手塩にかけて大事に大事に育てた娘なんだ」という言葉。

その言葉に含まれる「子どもは自分たちのもの」「自分たちの育て方が良かったからこんな立派な人間になった」という驕りに虫酸が走った。

よくもそんなに恩着せがましい言葉を吐けるな。

私は大事に育てられたつもりはないし、なんなら育ててくれと頼んだ覚えも、さらに言えば産んでくれと頼んだ覚えもない。(さすがに反抗期の中二すぎるな)

あなたたちの言う「育てる」は、子どもを干渉・制限によって支配下に置き自分自身を満たす行為であり、ただの自己愛強すぎマンだからな。

親の制限のせいでどれだけしんどい気持ちになったかわからないっていうのにそれを「大事に育てた」なんて口が裂けても言わないでほしい。

 

そして「安心してお前を彼に預けられない」という言葉。

私はひとりの自立した人間であり、現在親に預かってもらっているとも将来彼に預かってもらいたいとも思っておりません。

私は大人であり、誰かに保護される対象ではありません。

 

私が、自分の人生を必死に生きてやっとつかんだ幸せを親に潰されるなんて絶対嫌だからな。

全ては私が私の責任のもと選択するのであり、親に介入される余地はどこにもない。
 

彼氏に話したら「それちゃんと説明してわかってもらいなよ」だって。

理解してもらえるなら説明してるよ。

もう何十年も戦ってきたからさすがにわかる、お互い理解しあうのは無理だってこと。

親は自分の考えは絶対に正しいと思うし私も自分の考えは絶対に正しいと思う。

だから諦めた。

唯一の解決方法は離れること。

 

遠くに行きたい。

すぐ会いに行けない、遠くへ。